硫酸塩泉が尿酸値を下げる理由

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便秘にも!
入浴と飲泉でさまざまな
適応症を持つ温泉

  • 硫酸塩泉の持つ全体的な効能や効果、適応症について解説
  • 硫酸塩泉が持つ痛風に対する効果と、痛風に効く成分について紹介
  • 自宅で硫酸塩泉に入浴、飲泉する方法を考える

飲泉と入浴で高尿酸血症にも
効果があるとのうわさも!

1,000mg以上の物質が溶け込んだ1kgの温泉水のうち、主成分の1つが2価(マイナスの電気を持つ電子を2つ加えた状態)の陰イオンである硫酸イオンのお湯を、硫酸塩泉と呼びます。
飲泉と入浴でさまざまな適応症が認められており、入浴では切り傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などに、飲泉は胆道系機能障害、高コレステロール血症、便秘に効くと認められています。環境省からは正式に認められていませんが、入浴と飲泉で高尿酸血症(痛風)にも効くとも言われています。
主な温泉地は、群馬県の法師温泉、静岡県の天城湯ケ島温泉などが挙げられます。

入浴は切り傷に!飲泉は便秘にも効く

入浴は糖尿病や切り傷に効く!

環境省が日本温泉気候物理医学界の協力の下に認めている硫酸塩泉の適応症として、末梢循環障害、冷え性、軽症の高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、胃腸機能低下、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、うつ症状、筋肉や関節の痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、切り傷、皮膚乾燥症が挙げられています。環境省からは認められていませんが、入浴は高尿酸血症の改善にも効くとも言われています。

飲泉は便秘にも効果大!

一方で飲泉については、高コレステロール血症、便秘、胆道系機能障害に効果があると環境省から正式に認められています。高尿酸血症の改善についても、一部で効果があると言われています。

硫酸イオンは

硫酸イオンを多く含む硫酸塩泉は、入浴・飲泉で痛風に効果があると言われています。ただ、正式に環境省からはその効能は認められていません。

硫酸塩泉の入浴・飲泉は疑問の余地あり

硫酸塩泉の適応症として、痛風の予防、高尿酸血症の改善は環境省から正式に認められていません。その意味で、尿酸値の改善のために自宅で硫酸塩泉に入浴したり、硫酸塩泉を飲泉したりする行為には、疑問の余地があります。
また、同じ硫酸塩泉でもナトリウムが多い泉質、マグネシウムが多い泉質と成分は異なります。塩分制限の必要な人、マグネシウムの制限が必要な人は、日常的な飲泉には医師、薬剤師に相談の上で始めたいです。
マグネシウムの多い硫酸塩泉は、飲みすぎると禁忌症として下痢を引き起こす場合もあります。

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