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尿酸値は尿酸を溶かして排泄する飲み物で下げる

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マル秘!飲んで溶かす、飲んで出す。尿酸値下げる飲み物活用法

  • 尿酸値を下げる飲み物を選ぶ際に、意識したい重要なポイントとは?
  • 実際に尿酸値を下げてくれる飲み物と、尿酸値を下げる成分について
  • 放尿酸を尿に溶かし、かつ排尿の回数も増やしてくれる画期的な飲み物とは?

尿酸値を下げる飲み物選びのポイントは「溶解力」と「排せつ力」

尿酸値を下げる飲み物選びで注目したいポイントは、

  • 尿酸を溶かす力
  • 尿の排せつをサポートする力

の2つになります。尿酸を尿の中に多く溶かし込み、その尿を何度も排せつさせるために役立ってくれる飲み物を探して、単独で、あるいは組み合わせて飲むと効果的です。

尿酸値を溶かす飲み物

尿酸を溶かす力を持った飲み物の代表例としては、幾つかの飲料が存在します

牛乳

牛乳のタンパク質が尿酸を溶かす

牛乳は尿酸値を改善する飲み物の代表例として知られています。

尿酸を溶かす成分
タンパク質の一種であるガゼインとラクトアルブミン
効果
タンパク質の一種が尿酸を尿により多く溶かし、尿酸の排せつを促す
デメリット
乳脂肪分が多い牛乳の場合、飲みすぎはカロリーの余分な摂取につながる
乳糖不耐症の場合、牛乳が飲めない
クエン酸

クエン酸は医薬品にも使われる制酸効果がある

クエン酸も尿酸をより多く尿に溶かし、尿酸値を改善する効果があると考えられます。クエン酸は制酸剤として医薬の世界で利用されているように、尿のpH(水素イオン指数)を7以上、つまりアルカリ性に傾けてくれる働きがあります。アルカリ性に傾いた尿には、より多くの尿酸が溶け込むようになります。

尿酸を溶かす成分
クエン酸
効果
尿がアルカリ性に傾く
デメリット
酸味が強いため、なかなか量を口にできない
量を口にしようとジュースなどに混ぜると、ジュースに含まれる糖質から体内で尿酸が作られてしまう
トマトジュース

トマトジュースのビタミンCが尿酸を尿に溶かす

トマトにはビタミンCが豊富に含まれています。そのトマトをより口にしやすくしたトマトジュースからビタミンCを摂取すれば、尿酸が尿に多く溶かし込まれる効果が期待できます。

尿酸を溶かす成分
ビタミンC
効果
ビタミンCが尿酸を尿に多く溶かし込む
デメリット
ビタミンCは熱に弱いため、濃縮還元したトマトジュースの場合、ビタミンCが壊れている可能性が高い。
トマトジュースには糖質や食塩が含まれている場合が多く、飲みすぎれば糖質や食塩の過剰摂取も心配になる

排せつをうながす飲み物

一方で排尿(尿量)を増やし、体外に尿酸を排せつできるようにサポートする飲み物もあります。

コーヒー

コーヒーには利尿作用がある

コーヒーに含まれる何らかの成分が、尿酸を尿に多く溶かし込む働きを持つとも言われていますが、一方で尿酸に含まれるカフェインの利尿作用は、排尿のペースをアップさせてくれます。

成分
カフェイン
効果
カフェインによって排尿のペースが高まり、尿酸が体外に多く排せつされる。
デメリット
日常的に飲みすぎると、カフェイン中毒の恐れが出てくる
味わいを調整しようと砂糖を入れすぎると、砂糖が尿酸を作る原因になってしまう
お茶

お茶にもカフェインが含まれている

紅茶、緑茶などのお茶にもカフェインが含まれています。お茶は口当たりがよく、食事と一緒にも飲めますので、水分補給量を増やし、尿量を増やす働きも期待できます。

成分
カフェイン
効果
カフェインによる利尿作用が高まり、排尿の回数が増えるお茶もある
口当たりがよく、水代わりにたくさん飲める
水素水

水素水は日常的な水分補給源になる

水素水に含まれる何らかの成分が尿酸値を改善するといった効果は、今のところ確認されていません。しかし水素水は飲みやすいため、水分補給によって尿量が増え、排尿の回数が増えると考えられます。

成分
不明
効果
十分な摂取による尿量の増加と排尿ペースの向上
温泉水

温泉水は尿酸を尿に溶かす効果もある

誰にでも飽きずに飲み続けられる飲み物という意味では、温泉水も一緒です。温泉水は尿をアルカリ性に傾け、尿酸を尿に多く溶かし込む働きまで、温泉を管理する環境省から正式に認められています。水分補給と尿酸の溶解をサポートしてくれる、一石二鳥の飲み物だと言えます。

成分
炭酸水素イオン
効果
・炭酸水素イオンによって水溶液のpH(水素イオン指数)が7以上のアルカリ性に傾いた温泉水(炭酸水素塩泉)を飲み続けると、尿がアルカリ性に傾き、尿酸がより尿に多く溶け込むようになる。
味わいは普通の水と変わりないため、普段の水代わりに飲める手軽さもある。
炭酸水

炭酸水は満腹感を高めてくれる

炭酸水は、日常的な水分補給源になる飲み物です。炭酸水に含まれる何か特定の成分が尿酸を尿に溶かし込んでくれるといった働きはないのですが、単純に水分補給源として適しています。爽快な味わいと、満腹感を高める働きがありますので、食べすぎや飲みすぎを予防してくれる可能性も高いです。

成分
なし
効果
炭酸の味わいによって、ビールなどの酒量を減らせる可能性がある
炭酸による満腹効果で食欲を抑え、プリン体の多い食事の摂取量を減らせる可能性がある

オススメの飲み方

飲み物で尿酸値を改善するには、根気よく、年単位で対策に取り組まなければなりません。手間、コスト、飲みやすさと味わいなどをトータルで考えなければいけませんので、飽きや面倒くささ、経済的な負担による断念を防ぐためにも、幾つかの飲み物を組み合わせ、習慣化したいです。
例えば、

  • 朝→コップ一杯のミルク、もしくはトマトジュース、レモン水
  • 昼→水代わりに温泉水を500ml、ブレイクタイムにはミルクをたっぷりと入れた無糖のカフェオレ
  • 夜→入浴後の水分補給に温泉水を500ml、食事中には緑茶、就寝前にはホットミルク

といった組み合わせが考えられます。尿酸を尿に多く溶かし、利尿作用を高めて、1日に2リットルは尿を排せつしたいです。

温泉水(炭酸水素塩泉)の効果と
成分に期待

飲み物で尿酸値を改善するためには、年単位で飲み続けられる飲み物を選ぶ必要があります。水代わりに飲めるような味わいとくせのなさがある上に、尿をアルカリ性に傾け、尿酸を多く溶かし込んでくれるような飲み物選びが重要になってきます。
尿をアルカリ性に傾ける成分として、

  • 炭酸水素ナトリウム(重炭酸ナトリウム)
  • クエン酸ナトリウム(尿アルカリ化薬としても使用される)
  • ガゼイン
  • ラクトアルブミン

が知られています。ガゼインやラクトアルブミンは飲み物としては牛乳に多く含まれ、クエン酸はクエン酸水やジュースなどに含まれています。 いずれにせよ水代わりに飲めるような飲み物ではありませんので、炭酸水素ナトリウム(炭酸水素イオン)が水に溶けた、炭酸水素塩泉の温泉水に期待したいです。

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